チョコレートを作ると製菓用具にチョコレートがたくさん付着します。
チョコレートは油脂分を多く含むので、製菓用具に付いたチョコレートを落とすのは一苦労です。
この記事ではチョコレート汚れを落とす方法を紹介します。
チョコレートは油脂分がたくさん
チョコレートの原材料のカカオには油脂分が多く含まれています。
具体的にはカカオ豆の成分の半分以上を脂質が占めています。
カカオ豆から抽出された油脂分はココアバター(カカオバター)として製菓だけでなく、薬品や化粧品の原料として使用されるほどです。
チョコレート汚れ
製菓用具に残ったチョコレート
カカオは油脂分を多く含むため、チョコレートを作った際は器具に油汚れ(チョコレート汚れ)がべっとりとこびりついてしまいます。

この状態だと、普通の皿洗いと同じ方法ではなかなか落ちないです。
特に器具の溝や細かい部分にたまったチョコレートを落としきるのは至難の業です。
家庭でのチョコレートの作り方はこちら。
チョコレートが多少残っていても問題ない

そもそもチョコレートを完全に落としきる必要はあるのでしょうか?
結論から言えば、毎回すべての汚れを落としきる必要はないと思います。
器具の主要な部分に付着したチョコレートは落とした方がいいですが、溝などの細かい部分に残ったチョコレートが次に作るチョコレートの味に影響を与える可能性は低いです。
なので、これから紹介する方法は数回に1回ぐらいの頻度で良いかと思います。
熱湯でチョコレートが簡単に落ちる

沸騰させた熱湯で洗うとチョコレートは簡単に落ちます。
※器具の中には熱に弱いものもあるので、耐熱温度が100℃以上の器具に対してのみ行ってください。
熱湯で簡単に汚れが落ちる理由は、チョコレートの融点にあります。
チョコレートは(結晶の状態にもよりますが)一般的に室温(25℃)で個体、体温(36℃)で溶け始めます。
ゆえに、水で洗った場合はチョコレートが個体の状態なのでなかなか落ちません。
また、お湯(40℃)で洗った場合も、粘性がまだ高いので溝や隙間に残りがちです。
しかし、沸騰したお湯の場合はチョコレートがほぼ液状になり粘性も低くなるので、簡単に落とすことができるのです。
チョコレートを作った後の洗い方
普段の洗い方
チョコレートを作った後は次の方法で洗うことをお勧めします
- キッチンペーパーやティッシュでチョコレートを拭き取る
- お湯で器具を洗う
キッチンペーパーやティッシュでチョコレートを拭き取る
器具に付いたチョコレートはキッチンペーパーやティッシュで拭き取ると洗う手間が減って楽です。
器具の溝や隙間に入ったチョコレートを落とすのは難しいですが、広い部分は拭き取って落とすことが可能です。
拭き取ると下写真のような状態になります。

お湯で器具を洗う
食器用洗剤で器具を洗います。
このとき、融点の関係でお湯で洗った方がチョコレートが落ちやすいです。
お湯で洗うと下写真の状態ぐらいまで汚れを落とすことができます。

ぱっと見は汚れがすべて落ちているように見えますが、よく見ると細かい部分にチョコレートが残っています。

数回に1回の手入れ
耐熱性のボウルに製菓用具を入れる
チョコレートの付いた器具を耐熱ボウルに入れます。
※器具の中には熱に弱いものもあるので、耐熱温度が100℃以上の器具に対してのみ行ってください。

沸騰したお湯をボウルに注ぐ
沸騰したお湯を耐熱に注ぎます。

しばらくするとチョコレートが溶け出してお湯が茶色く濁ります。

製菓用具を洗剤で洗う
後は器具を洗剤で洗いましょう。
熱湯でチョコレートは既に落ちているので後は水で洗って大丈夫です。
熱湯に触る際はゴム手袋を付けるなど火傷に注意しましょう。
熱湯で洗うと細かい部分の汚れもきれいに落ちます。

まとめ
この記事では製菓用具に残ったチョコレート汚れの落とし方について紹介しました。
普段はクッキングペーパーやティッシュでチョコレート汚れを拭い取った後にお湯で洗えば、目立った汚れは落とすことができます。
それでも溝や隙間などにチョコレート汚れが残るので、数回に一回の頻度で沸騰したお湯でチョコレート汚れを落としましょう。
製菓用具を清潔に保って、安全かつ楽しいチョコレート作りを楽しみたいですね。


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